こんにちは。
まめまるbuono!buono!のまめまるです。
諏訪湖の釜口水門から、すぐ側にある「うなぎの館 天龍」にやってまいりました。
「うなぎのまち岡谷」と言われているだけあり、市内には、うなぎ料理専門店・食事処・割烹・川魚店が市内に多く点在しています。
岡谷市で味わえるうなぎは、「関東風と関西風の特徴をミックスした岡谷流の鰻」といい、うなぎの裂き方が、背開きの関東風。焼き方は、蒸さない関西風。そして、濃くて甘めのタレが岡谷市の鰻店の特徴といわれています。
この地に来たなら一度は食べてみたい岡谷流のうなぎ!
それでは、「うなぎの館 天龍」へ入ってみたいと思います。
うなぎの館 天龍とは
岡谷市の天竜川の源、釜口水門すぐ側に店を構える人気店「うなぎの館 天龍」。
注文を受けてから、こだわりの備長炭で一匹ずつ焼き上げ、岡谷流の鰻を自家製のタレで提供。
珍しいのが「味変、トッピング」の薬味がメニューにあるのも特徴です。
おすすめは「特特重」。こちらのメニューは鰻2匹使用されていて、半身を白焼きにすることもできるリッチでお得な逸品。
二人で来たなら、一人は「うな重」か「蒲焼き定食」を注文して、白焼きをシェアして楽しめそう。
開店30分前到着してみると、開店を待っているお客様が30人ほどいらっしゃいました。
店内の様子
店内は、昔ながらのうなぎ屋さんといった感じで、落ち着いた雰囲気です。(撮影許可をいただけました。)
1階は、カウンター席とテーブル席。(4人掛けデーブル席×3、二人掛けテーブル席×2、カウンター×約6席)
2階席もあり、満席になると2階席へ案内していただけます。
食事を終えた後ろのお客様からは、こんな声がありました。「鰻の身が厚い。○○店さんより好きだなぁ。素晴らしい!」と聞こえてきました。接待だっただろうか、高評価の感想に、期待が高まります。
うなぎの館天龍のメニュー
うなぎの館天龍の「うな重」
うな重(お吸い物付き)3,900円を注文。店員さんからのおすすめもあり、お吸い物は「肝吸い」に変更。(お吸い物の具は、お麩が入っているそうですが+150円(税別)で肝吸いに変更ができます。)
「肝吸い」がお椀にたっぷり入って、お出汁の加減も量も好いです。
「うなぎのまち岡谷」と言われる地で「うな重」を初めて食べてみた感想は、特徴である濃くて甘めのタレはうなぎの脂とマッチしていて、美味しく味わいました。そして、なんといってもうなぎの身の厚さです。サイズ感もいいですね。かなりボリュームがあります。
薬味で味変が楽しめる
半身を食べた後は、味変のトッピングの「薬味」でいただくのも面白い。薬味の、わさび・柚子こしょう・おろし生姜の3種類は希望であれば無料でいただけます。
今回は、わさびと柚子こしょうを注文。柚子こしょうと鰻の相性も悪くないけれど、個人的にわさびでサッパリ感とツーン感が鰻のタレの甘さと相まっていい感じ。美味しくいただきました。
「うなぎの館 天龍」で、うな重の新しい食べ方を知りました。
この他にも、薬味は「溶かしバター」「梅酢おろし」各110円(税別)があり、他店とは違う新しい食べ方で楽しめるのも「うなぎの館天龍」の特徴です。
最後に、若旦那にお話しを伺ったところ、1日60食~100食の鰻を提供されているとのこと。夏から年末にかけて大忙しで、ピークの土用の丑の日も大盛況だったそうです。若旦那からの「完売になる前に食べられて良かったですね!」「ありがとうございます。お気をつけて。」のお声がけを背に、大満足でした。
美味しい思い出をありがとうございます。ごちそうさまでした。
お店の基本情報
店名 | うなぎの館 天龍 |
住所 | 長野県岡谷市天竜町3-22-11 |
営業時間 | 昼:11:30~14:00 、夜:17:30~20:00 ※なくなり次第終了となるためご注意ください。 |
定休日 | 毎週火曜日・第1月曜日 ※臨時休業の場合もありますので、お店ホームページをご確認ください。 |
まとめ
諏訪湖の釜口水門近くをお昼時に通りかかると、炭火でうなぎを焼いているいい香りがしてきます。
今回は、その食欲をそそる香りの主「うなぎの館天龍」で「岡谷流」と言われるうなぎを初めていただくことができました。
「うなぎの館天龍」のポイントをまとめておきます。
- 開店30分前でも多くのお客様が待っている。
- 背開きで蒸さない関東風と関西風の特徴をミックスしたうなぎ。
- うな重(お漬物・お吸い物付き)3,900円。+150円で肝吸いに変更できる。
- うなぎは身が厚く、サイズも満足する大きさ。皮目はパリッと焼いてある。
- うなぎのタレは、甘く、濃度があるタイプ。これが岡谷のうなぎの特徴。
- 山椒の他に無料で、わさび・柚子こしょう・おろし生姜の薬味のサービスあり。
濃くて甘めのタレは、関東出身者には合わないのではないかという心配はどこへやら、ペロリと美味しくいただき、さすが岡谷の人気店だけあると思いました。
地元の方のお話しでは、この岡谷市内に鰻店が多くあるだけに、お店ごとにタレの味の違いがあり、食べ方やメニューの特徴があるそうです。そのため、各ご家庭でお気に入りのお店があり、その時々に応じて行きつけのお店があるそうなのです。
岡谷市の郷土料理である鰻、観光でお越しの際にはお好みの食べ方や味を冒険してみるのも面白いですね。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。