「うなぎ古畑」上諏訪の老舗うなぎ専門店で関東風うな重

こんにちは。諏訪湖周辺の「オイシイ」を求めて、ブログを運営しているまめまるです。

諏訪湖を囲む岡谷市、諏訪市、下諏訪町には、うなぎ専門店が数多くあります。日本の西と東のほぼ中心である諏訪湖周辺のうなぎは、関西風、関東風と、お店によって特徴があります。
自分好みのうなぎを選べるので、地元の皆さんはそれぞれ贔屓のうなぎ屋さんがあるんですって。

今回は、諏訪市の「うなぎ古畑」へお伺いしました。「うなぎ古畑」はどのような鰻なのでしょうか。これからご紹介していきます。

「うなぎ古畑」とは

「うなぎ古畑」は創業８０年の老舗のうなぎ屋さんです。
こちらのお店では、背開き、蒸しありの調理法の関東風のうなぎを食べることができます。一度蒸してから、備長炭で焼くため、香ばしくふっくらした風味と食感は絶品。

また、創業当時から注ぎ足して使われてきたタレは、うなぎの風味を生かされた味付けと評判のお店なのです。関東出身者としては、期待が高まります。

上諏訪駅から徒歩３分。車の方はお店の横に７台分の駐車場があります。お店の前のスペースにも４台ほど停められるそうです。もし、車が停められない場合には、諏訪湖の石彫公園の駐車場に車を停め、そこから歩いても５分くらいで到着できます。

お伺いしたのは８月下旬の平日です。お昼は11:30からの営業。少し早めの到着を目指して、11:00過ぎくらいに到着しました。

すでに２組５名が開店を待っていました。しばらくお店の前で待っていると、開店１０分前にお店の方が名前と人数を聞きに来ました。

11:30開店、順番に中に通されました。店内は清潔感があり、落ち着いた雰囲気です。

うなぎ古畑のメニュー

うな重は、好みの量を選べます。おなかとお財布と相談できるのはいいですね。今回は、松（鰻３切）にしました。注文を受けてからうなぎを焼かれているようで、テーブルごと１０分おきくらいに注文の品を運んでこられます。

お茶を飲みながらゆっくり待ちましょう。

店内はだんだんと香ばしいかおりが漂ってきます。

うなぎの古畑の「うな重」

「お待たせいたしました。ごゆっくりどうぞ。」うな重が運ばれてきましたよ。「いただきます。」

肝吸いは、しっかりと出汁がでていて、フワッと三つ葉が香ります。肝は焼いてあるので香ばしさがあります。

お新香は長野県といえば野沢菜です。しっかりとした味わい。箸休めに欠かせないですね。

さあ、メインのうな重です。蒸されているので、ふっくらと柔らかい身です。お箸で身を切ると皮が残ることなく、さっと切ることが出来ます。口の中でとろけました。紀州備長炭で焼かれている身は炭の風味がよく、とても香ばしいです。

継ぎ足しの伝統のタレは甘すぎず、タレの濃度はさらっとしていながらもコクがある感じ。このタレがうなぎの濃厚な旨味と調和しています。関東で食べていたうな重を思い出しました。

主張するのはタレの味ではなく、しっかりとうなぎの味です。

とにかく、「おいしい！」のひと言でした。そして、「ありがとうございます。」と感謝をしたくなるおいしさでした。夢中で一気に食べてしまい、うなぎが４枚の竹、もしかしたら５枚の梅でも良かったかも？と思いました。

お茶は急須でいただけました。食後にお茶を飲み、小休止してから帰ります。

店内のようす

小上がりで、４名テーブルが３つ、６名テーブルが２つ。むかえに個室にもなる部屋に４名テーブルと６名テーブルがありました。お座敷なので、足が痛くなる方の為の椅子も用意されていましたよ。心遣いがありがたいです。

混雑してくると、２階にもお通ししています。とのことです。土日祝日などは、大変な混雑になるのでしょう。
伺った日は平日だったので、順調に店内に案内されました。

お店の基本情報

店名	うなぎ古畑
営業時間	昼/11:30～13:50（ラストオーダー13:50）夜/17:00～19:50（ラストオーダー19:50） ※なくなり次第終了となるためご注意ください。
定休日	毎週水曜日　※月に1回連休がありますので、ホームページでご確認ください。
席数	55席（1階　35席、2階　20席）
場所	〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り5-15-3

まとめ

今回は、諏訪市の老舗うなぎ屋「うなぎ古畑」をご紹介しました。ポイントをまとめておきます。

お店の佇まい、お料理ともに上品な印象を受けました。スタッフの皆さんも丁寧な接客で好感が持てました。

うなぎの味は評判通りの味。大満足です。関東出身者のまめまるは、「うなぎってこの味わい、ふんわりとやわらかいこの食感。」と納得の笑み。美味しいものをいただくと自然と笑みがこぼれますね。

素敵なランチのひとときを過ごさせていただき、ありがとうございました。肩肘張らずに老舗のうなぎを楽しむことが出来ました。

また、冬の「寒の土用の丑の日」にぜひ再訪したいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。