こんにちは。
まめまるbuono!buono!のまめまるです。
突然ですが、「義経鍋」というものをご存じですか?
ここ諏訪地域では「義経鍋」という画期的な鍋で焼肉を楽しむスタイルのお店が多く、これからご紹介させていただく諏訪湖畔の「焼肉南大門」では、このスタイルで焼肉をいただくことができます。
湖畔が見渡せる席もあるので、諏訪湖に来た!という満足感までも得られそう。
それでは「焼肉 南大門」をご紹介したいと思います。
「焼肉南大門」とは
「焼肉南大門」とは、創業半世紀の老舗焼肉屋さん。
長年地元の方から愛されてきた味と焼肉スタイルは、「義経鍋」で肉を焼き、鍋の中央で野菜を茹でる。諏訪ならではの焼肉スタイルが楽しめます。
お店自慢の国産牛や特選牛があるなか、他では味わえないお店自慢の特製味噌ダレ、ジンギスカン・馬肉・しゃぶしゃぶメニューも楽しめます。
漬物やコチュジャンも自家製で、一度食べたら、再び訪れたくなる美味しさです。
焼肉 南大門の「義経鍋」って、どんな鍋?
「義経鍋」は鉄で出来ていて、鍋の中央に煮る部分があり、この部分に塩水をいれ、野菜を茹でて食べます。
周りに花びら状に鉄板がついていて、ここが焼く部分になります。
このお肉を焼く部分は、やや傾斜になっているため、外側の脂受けに肉の脂が落ちる仕組みになっています。
焼くと煮るが同時に出来る、一度で二度おいしい鍋なのです。
「義経鍋と言われる由来は、源義経一行が岩手県平泉へ落ち延びる際、武蔵坊弁慶が野鳥などを狩猟し、兜を鍋代わりにして、煮たり焼いたりして食べた」という一説をモチーフに作られた鍋だそうです。
焼肉 南大門の店内
お店に到着したのは、平日の13:00頃でした。
平日だったため混雑はなく入店することができました。
店内はとても広く、テーブル席とお座敷があります。
2階、3階もありますので、大人数のグループや宴会などにも利用できます。
焼肉 南大門のメニュー
店員さんにブログ掲載の許可をいただき写真を撮らせて頂きました。
焼肉類、ご飯類、麺類、スープ類、漬物類と魅力的なメニューが揃っています。
珍しいところでは、馬肉の焼肉1,280円、馬刺し1,200円 さくらユッケ(馬肉)1,200円があります。
ここ諏訪地域一帯は、昔から馬肉文化があるので、「焼肉といえば馬肉だった」という方もいらっしゃるほどです。
それから、あたたかいラーメンがあります。寒い地域ならではのメニューなのかもしれませんね。
焼肉南大門のしゃぶしゃぶメニュー
しゃぶしゃぶメニューには「お得なランチタイムサービス」(AM11:00~PM15:00)があります。
牛しゃぶランチセット1,860円、豚しゃぶランチセット1,260円があり、セットには肉、野菜、うどん、ライス小がついてきます。
焼肉南大門の焼肉定食メニュー
定食(焼肉)は、焼肉にライス中とお味噌汁がついたセットです。
この他のメニューに「焼肉類」という豊富なお肉の種類があり、お好みのお肉にプラス¥470で同じように定食に出来ます。(定食のライス小の場合¥410です。)
焼肉 南大門の「ジンギスカン」「カルビ」「自家製キムチ」
注文したのは、ジンギスカン¥1,030、カルビ¥1,530、ライス小、お味噌汁付きの定食で注文。
単品では自家製のキムチの小盛¥330を注文しました。
焼肉南大門の義経鍋で肉と野菜を実食!
店員さんに「義経鍋」を利用するのが初めてだと伝えると、丁寧に教えていただきました。
まず、利用方法は、真中の鍋には塩水が入っているので、沸騰したらお肉の下にあるモヤシやキャベツを茹でていきます。そして、周りの鉄板でお肉をどんどん焼いて食べる。という方法です。
網で焼く焼肉スタイルでは、うっかり野菜を焦がしてしまう場合が多いので、中央の鍋で野菜を茹でヘルシーに食べられる義経鍋の画期的な仕組みに感動。
ジンギスカンもカルビもやわらかくて食べやすい。お肉には下味が付いています。
ジンギスカンはクセがないので苦手な人でも食べられそう。
お肉の量も十分あり、野菜も付いてこの価格は嬉しい。
自家製の「味噌ダレ」はコクがあるがさっぱりとした味噌味、「醤油ダレ」はサラッとしている甘めの醤油味。
2種類タレがあることで、飽きることなくお肉を味わえました。
ご飯がどんどん進み、食欲が増してくる感じ。
きっと味噌ダレが食欲を誘うのではないかと思いながら、速いペースで食べていました。
ライスを中にすればよかった…。
スタッフの方がコチュジャンを持ってきてくださいました。
このコチュジャンが、とても風味がよかったことが、さらに食欲を増すことになります。
「コチュジャンは販売されているのですか?」と伺ったところ、「他のお客様からも問い合わせがありますが、現在のところ販売はしていません。」とのことです。
コチュジャンは、スパイスをすり鉢ですり合わせ、手作りされているということで、風味の良さに納得。
キムチの色が薄いですが、食べてみるとしっかりとキムチの味。
辛味と酸味もあり、爽やかな印象。
キムチ小盛サイズでも3人前くらいはありそうなボリューム。
食事が終わり近くになると、ポットで温かいウーロン茶のサービスがありました。
お肉を食べた後のウーロン茶はうれしい。
焼肉南大門の基本情報
店 名 | 焼肉南大門(ナンダイモン) |
住所 | 長野県諏訪郡下諏訪町南高木10616-273 |
営業時間 | 11:00~22:00(ラストオーダー21:00) |
定休日 | 木曜日(お店の都合で臨時休業があるようですので、遠くからお越しの際には念のためご確認されておくと良いと思います。)※南大門ホームページ |
駐車場 | 50台 |
アクセス | JR中央本線 上諏訪駅から徒歩30分。下諏訪駅からも徒歩30分程度。 車の場合、中央道 諏訪ICから約30分。岡谷ICからも約30分。 |
まとめ
創業半世紀となる老舗焼肉屋「焼肉南大門」は、諏訪湖を眺められる席もあり、信州ならではの味を美味しく安心して食せるお店です。
- 「義経鍋」の焼肉店。まわりで肉を焼き、鍋の中央で野菜を茹でる、諏訪ならではの焼肉スタイルが楽しめる。
- 馬肉文化である諏訪地域ならではの馬肉の焼肉や馬刺し、馬ユッケもあり。
- 比較的リーズナブルな価格とお肉の量も十分あり、たっぷりな野菜でヘルシーに食べられる。
- 自家製の「味噌ダレ」「醬油ダレ」、漬物やコチュジャンも自家製。
- 広い店内で大人数のグループや宴会にもおすすめ。
- 諏訪湖が見渡せるロケーション。
印象に残ったのが、スタッフの方々の接客でした。
親切で細かいところまで目が行き届いていて、とても気持ちが良くお食事が出来ました。
味も接客も虜になってしまいそう。
諏訪湖畔にお越しの際には是非おすすめしたいお店です。
最後までご覧くださりありがとうございます。