タケヤ味噌会館で豚汁セット始まっています。名物ごまみそソフト、味噌試食あり。

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タケヤ味噌 建物外観 観光

こんにちは。「まめまるのbuono!buono!」の、まめまるです。

今回は、諏訪湖に来たなら一度は行ってみたい観光スポットでもある「タケヤ味噌会館」をご紹介していきたいと思います。「諏訪に行くと、つい立ち寄ってしまうんだよ~。」と松本市在住の友人は言っていましたが、さてさて、なにがそんなに魅力なのか?

さっそく入ってみたいと思います。

タケヤ味噌会館とは

タケヤ味噌会館入口

「タケヤ味噌会館」とは、味噌製造メーカーである(株)竹屋の工場の敷地内にある施設です。タケヤ味噌の情報発信基地として2001年から営業を開始されました。

「タケヤ味噌会館」では、古くからの味噌づくりの道具の展示アート作品の展示があります。また、ここでしか味わえない蔵出し味噌試食オリジナルグッズの販売木曽の食器お土産物が手に入れることができます。

30BAR入口
ごまみそソフトクリームや豚汁セットが食べられる30BAR
売店ではさまざまな種類の味噌が購入できる

そして、なんといっても、2階の30BARで販売している「豚汁セット500円」「ごま味噌ソフト350円」が美味しいと地元の方からも評判になっており、行った際にはぜひ食べてみたいですね。(豚汁の単品100円のメニューについては、2023年4月から「豚汁セット」として生まれ変わっていました2023年7月取材により確認)

お味噌の工場見学については、感染症対策のため、現在は工場見学の受入れを停止中だそうです。

諏訪湖のほとり湖岸通り沿い本社と工場を構え、もう150年を越えるという「タケヤ味噌」。諏訪にお越しの際には、(株)竹屋の麹菌との対話により醸しだされた味を是非とも楽しんで感じていただけたらと思います。

タケヤ味噌会館にやって来た

会館入口の左側には菌塚があり、右側には菌のお姿とおもわれる彫刻があります。

菌塚
たたずむ石の彫刻

〔菌塚(きんづか)〕
みそは、麹菌、酵母菌、乳酸菌などのたくさんの微生物の働きによってできあがります。私たち人間の仕事は、微生物が働きやすい環境を整えること。この微生物は、みその中で仕事を終えると、次々に死んでしまいます。おいしいみそを作ってくれた微生物たちに感謝の気持ちを込めて、この菌塚をつくりました。

タケヤ味噌会館 菌塚の案内看板より

と、菌塚の案内看板に書かれてあります。菌塚や菌たちのお姿をみて、思わず胸の中で感謝しました。

正面玄関の右手には、大きなお釜がありました。これは「地釜じがま」というもので、左の案内看板にはこう書かれています。

大きな地窯

「地釜(じがま)」
今から130年前、タケヤ味噌創業時から使っていた釜です。もともと地面に半分埋まっており、その下から火をたいて大豆を煮たり、米を蒸すのに使っていました。総重量はおよそ1トンです。

タケヤ味噌会館の地釜の看板より

見応えがあります。130年前と現代の製法はどのような発展をしているのか。とにかく昔の人ってすごい。相当な力仕事だったのでしょうね。

館内の中に入らせていただくと、時代を感じさせてくれるレトロな看板とアートがあり、1階の床は、鉄平石が引き詰められています。(鉄平石とは、諏訪地方や佐久地方に広く分布する石で、屋根瓦や建材として活躍してしている石です。諏訪地域を歩いていると、家の外壁になっているのが見つけられるかと思います。)

1階床の鉄平石

この鉄平石も「ゼロエミッション」として、味噌づくりで使用された石を再利用されていました。このような取り組みが長野県環境保全協会より評価され、2001年 信州エコ大賞を受賞されています。

2階には売店と飲食コーナーがある
多く展示されているアート作品

30BAR(飲食コーナー)の豚汁セット・ごまみそソフトクリームが人気

軽めのランチに「タケヤ豚汁セット」500円と「ごまみそソフトクリーム」350円をいただく目的でやってきました。タケヤ味噌会館の2階にある、30BAR(飲食コーナー)でお求めいただくことができます。

30BAR(飲食コーナー)のメニュー

  • あたたかい飲み物
    ブレンド:310円、アメリカン:310円、エスプレッソ:340円
  • 冷たい飲み物
    アイスコーヒー:340円
  • タケヤ豚汁セット:500円 「数量限定」
  • ごまみそソフトクリーム:350円 「タケヤみそオリジナル商品」

※30BARの名前の由来は、味噌(みそ)=三十=30という連想。⇒30BAR

「タケヤ豚汁セット」とは、

豚汁ファンへ最新情報!
以前は豚汁の単品のメニューがありましたが、2023年4月より「タケヤ豚汁セット」として新たなかたちで販売されることになったそうです。(2023年7月時点)

タケヤ豚汁セット」のセット内容は特製の味噌を使った豚汁焼きおにぎり嘗めみそ付きわかさぎ唐揚げがついています。このボリュームが500円でいただける、魅力的なセットメニューになっています。

30BAR(飲食コーナー)
売り切れだった豚汁セット

さっそく、「豚汁セット」を店員さんに注文すると「今日は完売しました。」とのこと。店員さん曰く、食品ロスの観点から数量限定で仕込まれているということで、早い時間からお求めになるお客様が多いので、売り切れも早い。とも仰っていました。因みに、平日でも11時頃ならいただける可能性は高いという貴重な情報をいただくことが出来ました。

この日訪れた時間は平日の12時半でした。絶対に「タケヤ豚汁セット」をいただきたいなら、もう少し早く行く必要がありますね。

  • 12時半過ぎには完売している可能性がある。
  • 平日11時ごろなら頂ける可能性はある。
  • なんとしても絶対に食べたい方は、オープンから入店するつもりで行くといいよい。

「ごまみそソフトクリーム」は、タケヤみそさんのオリジナル!諏訪の名物!

こちらのタケヤみそオリジナルの「ごま味噌ソフトクリーム」は、そんじょそこらのソフトクリームとはひと味ちがいます。諏訪の名物といっても過言ではないでしょう。

ごまみそソフトクリーム350円

ソフトクリームがしっかり巻かれているからか、ごま味噌だからなのか、重みを感じました。お味の方は、ちょっとクセになりそうな美味しさごまの味と味噌の風味を遠くに感じられ、コクがあるけれど思っていたよりサッパリと食べられるソフトクリームでした。本当に「ひと味ちがう」ソフトクリームです。

地元の方の中でも評判らしく、諏訪にやってきた当初は「タケヤ味噌のソフトクリーム食べた?食べてみて。」と言われるほど。その理由がわかりました。一度食べてみる価値ありです。

30BAR(飲食コーナー)には、オリエンタルラジオのお二人、中田敦彦さん、諏訪市出身の藤森慎吾さんのサインがありました。もう中学生(もうちゅう)さんもいらっしゃったんですね。

2階には諏訪湖を一望できる休憩スペースもあり

こちらの「タケヤ味噌会館」2階からは、諏訪湖が一望できるので観光や散策などで一息つける場所としても最適です。

2階のカウンターとベンチ

カウンターとベンチは、味噌樽を再利用して作られているそうです。座っていると、ほのかに味噌の香りがして来るかも。2階の奥にはトイレもあります。

2階から温室が見える
ガラス張りの温室もある
壁一面の窓からは諏訪湖が一望できる
大きな窓からは諏訪湖が一望できる

古くから使われていた味噌づくりの道具の展示です。NHK朝の連続ドラマ「かりん」(1993年〜1994年放映)の撮影に、味噌技術指導や小道具の貸出しなどにご協力されていました。

味噌作りの道具
古くから使われていた味噌づくりの道具
タケヤ味噌のキャラクターの「おわんくん」
マスコットキャラクターの「おわんくん」

それから、マスコットキャラクターの椀の形をした「おわんくん」にも出会うことができました。懐かしい。

売店で自分好みの味噌を探そう!試食あり

お腹も満たせたところで、店内を探検してみたいと思います。

2階の売店
木曾食器や箸も販売している

タケヤ味噌の情報発信基地というだけあり、お土産品とお味噌の種類が豊富で、お味噌の試食ができるようになっています。また、木曽食器やお箸も購入することが出来ます。

「味噌の試食」がこんなにできるところは珍しいです。

左奥「田舎づくり味噌」 手前「米こうじみそ」

人気商品に選ばれていた「米こうじみそ」が目につき、さっそく試食。奥にある「田舎づくり味噌」は、「米こうじみそ」と比べると、キリッとして深みのあるお味。

すわ湖みそ
樽出し生づめ

店長おすすめ品の「すわ湖みそ」 こちらも美味しい。「樽出し生づめのお味噌も店長おすすめ品となっています。 こちらも絶品。

まだまだ、種類があります。「名人のみそ」「天地返し」「塩分控えめ紅麹仕立て」「乳清MINERAL糀MISO」などなど。

瓶詰め味噌の数々

それから、瓶詰めの味噌も豊富にあります。「ひしみそ」「ピーナツみそ」「ごまみそ」「ピーナツみそ」などなど(240円~)普段の食生活に手軽に取入れられそうですね。

茹でたインゲンや野菜にあえるだけで1品できる手軽さが魅力の「ごまみそ」。きゅうりやセロリなどの生野菜、あたたかいご飯にのせて食べられる「ひしほみそ」などなど。魅力商品の数々。これは何度か通いたくなる気持ちが分かります。

味噌を使ったお菓子をお土産にいかが?

みそクッキー
みそばあちゃんのおくりもの1箱1,000円
みそばあちゃんのおくりもの

こちらは、タケヤみそを使った「みそクッキー」1袋300円。種類は「みそアーモンド」「みそキャラメル」「みそチーズ」「くるみみそ」「ごまみそ」「ざらめみそ」がありました。

それから、「みそばあちゃんのおくりもの」というクッキーのギフトセットがありました。「ごまみそ」「くるみみそ」「ざらめみそ」の3種類が入って1,000円/1箱。パッケージが可愛らしくて、贈り物にいいですね。

“味噌のコクとバターがしっくり馴染む逸品。ひと味ちがうクッキーはいかがでしょうか”と宣伝ポップに書かれてありました。会社やご家族、友人へのお土産に大きさも量もちょうど良い!コスパgood!ですね。

諏訪みそせんべい

諏訪みそせんべい」の種類は、辛子みそ、ざらめみそ、生姜みそ、梅みそ、ごまみそ、ピーナツみそ、となっており各種220円/1枚箱入り(5枚入り)は1,150円です。

お土産を買いました。自分のお土産用には、インスタント味噌汁の「生みそ汁」と「あわせみそ汁」。お弁当のお供に、こういうのがあると嬉しいですよね。 免疫力アップ♪

生みそ汁」、「あわせみそ汁」それぞれ、18㌘×6袋入り 税込100円(2023年7月時点)

生みそ汁・あわせみそ汁とレシート
「インスタントみそ汁」とおまけの味噌
「みそクッキー」とおまけの味噌

それから、実家の母へみそクッキーを購入。

お会計の際に店員さんから「おまけ」をいただきました。ミニサイズの「タケヤ特醸みそ」と「名人のみそ」です。 縦10㎝×横7㎝、80㌘入り、だし汁800CCに1袋が最適とのころで、おみそ汁約5杯分になるそうです。店員さんに伺ったところミニサイズの味噌は非売品で「タケヤ特醸みそ」と「名人のみそ」の2種類があるということでした。

ミニ物が好きなので、ミニ味噌をいただき心躍りました。ありがとうございます。

タケヤ味噌会館とオンラインショップ30SHOPでしか買えない商品がある。

タケヤ味噌のオンラインショップ30SHOPとタケヤ味噌会館でしか手に入らない商品があるということです。⇒オンラインショップ30SHOP

「タケヤ味噌会館」の基本情報

●営業時間
 9:30~16:30(30BARのラストオーダー16:20)
●休日について
 年中無休(年間年始や社内行事の際には休業する可能性あり)。
 変更があるかもしれませんのでご来館前にご確認ください。
●住所
 長野県諏訪市湖岸通り2丁目3-17
●アクセス
 JR中央本線 上諏訪駅から徒歩15分。中央道 諏訪ICから約30分。岡谷ICからも約30分。
●目印
 諏訪湖間欠泉センターの目の前になります。
●駐車場
 敷地内の館内出入口の前に普通車5台おけるそうです。館内の前といっても駐車場的な枠は書かれていません。また、諏訪湖側から見える、大きく「タケヤミソ」とかかれた建物の前に「諏訪湖間欠泉センターの駐車場」があります。こちらを利用してもいいそうです。(店員さんに確認済)

まとめ

今回は諏訪湖観光スポットのひとつ、タケヤ味噌会館をご紹介致しました。最後にポイントを整理しておきます。

  • 2階、30BARではタケヤの特製味噌を使った「タケヤ豚汁セット」、「ごまみそソフトクリーム」が味わえる。
  • 以前あった豚汁単品メニューはなくなり、新たに「タケヤ豚汁セット」500円を数量限定で販売している。
  • 売店では、数多くの種類の味噌が販売されており、試食も可能。好みにあった味噌を購入できる。
  • 味噌以外にも味噌を使ったクッキーやおせんべいもあり、お土産を買う場所としても良い。
  • 2階にはカウンター・ベンチで休憩できる場所があり、諏訪湖が一望できる。

タケヤ味噌の情報発信基地では、味噌を色々なかたちに商品化されていました。商品化されるまで、たくさんの人々の知恵が集まり、試行錯誤されたことと思います。

商品ができるまでには、かかわった人々が発酵作用のようなものを繰り返し、ひとつの商品を作り出しているのだなと感じました。

ぜひ、たくさんの種類の味噌を味わっていただきたいです。信州味噌はとても美味しいですよ。まめまるのおすすめ観光スポットがまた一つ増えました。
「タ・ケ・ヤ・みそ♪」

最後までお読みいただき、ありがとうございます。