諏訪大社 春宮周辺を観光|下諏訪駅から万治の石仏まで1.5時間の散策コース

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諏訪大社春宮 フレール洋菓子店 万治の石仏 観光

こんにちは。
「まめまるのbuono!buono!」の、まめまるです。

今回は、「下諏訪駅から歩いて行ける観光スポットをご紹介させていただきます。

下諏訪駅から1・2・3を通って万治の石仏のゴールへ歩いて行きます!片道1.5時間
  1. フレール洋菓子店:岡本太郎さんが愛した味。映画「いま会にゆきます」のロケ地。
  2. 諏訪大社 春宮:パワースポット!
  3. 万治の石仏:よろずおさまりますように。
    ※片道1.5時間とは移動時間、見学時間を含めた時間になります。

諏訪大社は春宮・秋宮・本宮・前宮の4つの社がありますが、そのうち下諏訪町の「春宮」をご案内しゴールの万治の石仏までご案内します。

のんびり気分で歩いて行きましょう。

下諏訪駅から歩いて観光スタート!

まめキャップ
まめキャップ

こんにちは、まめキャップです。ここからは、ワタクシがご案内します。

下諏訪駅から ①フレール洋菓子へ向かいましょう。

下諏訪駅 左:観光案内所、右:コインロッカー

重い荷物は駅のコインロッカーへ預けていくと楽ですね。

駅の右側にコインロッカーがあり、価格は小400円・中500円・大700円になっていました。

荷物を置いて、身軽になりましたね。
下諏訪駅から歩いて約12分のところにあるフレール洋菓子店に向かいます。

こちらでは、万治の石仏クッキーを購入する予定でいます。
その他、生シュークリームや苺のタルトなどもありますよ。

では、歩いて行きましょう。

① フレール洋菓子店

フレール洋菓子店

午前10:00開店と同時に入ることができました。

生シュークリームと苺のタルトが美味しい

フレール洋菓子店の案内看板

ショーケースには、生シュークリーム、苺のショートケーキ、タルトが充実しています。

フレール洋菓子店のショーケース

美味しそうなケーキがたくさんあります。
食べたいものがたくさんあって、選べないときはオススメを選ぼう。

生シュークリーム

フレールおすすめの生シュークリーム。
外側のシューが程よくサックリ。生クリームの甘さもちょうどいい。
もう一ついただきたくなる美味しさ。

苺のタルト

こちらは、苺のタルト。
苺の甘酸っぱさと生クリームとが、しっとりとほどよい甘さのタルト生地とのマリアージュが素敵。

万治の石仏のクッキー2枚入りを購入

こちらは、フレール洋菓子店オリジナルの万治の石仏のクッキーです。

万治の石仏クッキー

「万治の石仏のクッキー」2枚入り190円、「ヨロン島帰りの万治の石仏クッキー」2枚入り190円があります。

ヨロン島帰りって?なぜ?

まめキャップ
まめキャップ

店主さんに伺ったところ、クッキー生地にヨロン島と同じく奄美群島のひとつである喜界島で製造された黒糖が入っているということです。

まめキャップ
まめキャップ

万治の石仏さん、ヨロン島の旅をして日焼けをしたのかな(笑)

街の若い人たちの案からつくられたということですが、おもしろい。

ちなみに、右側の写真の「万治の石仏のクッキー」は2枚入りで、黒ゴマ1枚とクルミ1枚になっています。

フレール洋菓子店と芸術家岡本太郎と万治の石仏とのご縁

フレール洋菓子店の店内

1974年創業の「フレール洋菓子店」は、映画「いま会にゆきます。」のロケ地にもなっています。

岡本太郎さんをはじめ著名人が訪れた写真が飾られています。

店先に飾られている写真

なかでも、岡本太郎さんはこちらのフレール洋菓子店のザッハ・トルテをこよなく愛されていたそうです。

また、諏訪の祭りや信仰に魅了され、40回近く諏訪地域を訪れていたそうなんです。

店内に飾られている岡本太郎さんとフレール店主さんの写真

店主さんも岡本太郎さんの大ファンでもあり、写真集や当時来てくださった様子などを教えてくださいました。

まめキャップ
まめキャップ

1974年御柱祭で訪れた際、万治の石仏を目前とされ「世界中を歩いているが、こんなおもしろいものは見たことがない。」と絶賛されたことで世間の認知度が高まっていったといいます。

まめキャップ
まめキャップ

フレール洋菓子店の創業された1974年で、岡本太郎さんが万治の石仏と出会われたのも1974年の寅の年ということです。

偶然が凄い。

下諏訪の「下馬橋」と「力石」 トイレ休憩

フレール洋菓子店まで来た道を少し戻ると、左手と右手に駐車場がある交差点があり、黄色の「酒激安おおのだ酒店」がある交差点を左に入っていきます。

住宅街で車の通りは少ないですが、気をつけて歩きましょう。

まめキャップ
まめキャップ

春宮の正面の「大門通り」は車通りがやや多いので、大門通りから一本入った静かな道を歩いて行きます。

少し歩いて行くと右手に「うな富」という、うなぎ屋があります。
こちらも評判のお店。

そして、もう少し8分ほど歩くと下諏訪町の「中の辻」という場所に出ます。

中の辻 道祖神
<span class="fz-12px">まめキャップ</span>
まめキャップ

中の辻から、そのまま直進していくと慈雲寺へつながる階段があります。階段横に「竜の口」があり、階段の途中には武田信玄ゆかりの「矢除石」があります。今回は中の辻から左へ曲がり「下馬橋」を目指します

中の辻から下馬橋へ行きます

中の辻にきたら、黄色矢印(左)へ曲がり、まっすぐ道なりに歩いて行くと大門通にでます。

下馬橋が見えてきました。

もうすぐ、大門通に出ますよ。
見えてきました。正面にあるのが「下馬橋」です。

下馬橋

下馬橋
まめキャップ
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大門通の中心に位置する「下馬橋
ここからは身分の高い人でも馬や籠から下り、諏訪大社春宮を参拝されたそうです。

下社(秋宮・春宮)の建物の中でも最も古い建造物です。

春宮参拝の際には是非ご覧になっていただきたいと思います。
見応えがあります。

力石

下馬橋から少し離れたところ(徒歩1分/72m)に「力石」があります。

下馬橋から諏訪大社春宮の鳥居が見えますが、鳥居とは反対の方向を向くとこのエリアが肉眼で見えるかと思います。

まめキャップ
まめキャップ

力石」というもの。力くらべをするため昭和初期頃までに使われていたとのことで、重いものでは60㎏もあるらしいですよ。

まめキャップ
まめキャップ

「力石」「下馬橋」を通り鳥居の方へ歩いて行くと、右手に郵便局と春宮参拝者向け駐車場公衆トイレがあります。

トイレ休憩

ここで少し休憩を取ります。
水分補給もしつつ、参拝の前に気持ちを整えましょう。

公衆トイレ

② 諏訪大社 春宮 パワースポット!参拝

手水舎はコロナ禍以降、柄杓ではなくなり、竹筒から水が流れる様式になっています。

手水社

「いぼ石」「筒粥殿」「御柱」「結びの杉(縁結びの杉)」を探そう

諏訪大社春宮 鳥居

鳥居をくぐり、左側を歩いて行くと…

諏訪の銘酒

諏訪は酒造りの街でもありますね。諏訪の銘酒、酒樽がずらりと並んでいます。
手前から「高天」「真澄」「舞姫」「横笛」「神渡」「麗人」「本金」「ダイヤ菊」「御湖鶴」「諏訪清酒」

境内の大きな木々

この大きな木の下の石畳のどこかに「いぼ石」があります。
探せるでしょうか?

諏訪大社春宮の「いぼ石」
まめキャップ
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この石だけ、丸い穴がたくさん空いていますね。「いぼ石」といわれていて、雨水などがこの穴に溜まり、その水をつけるとイボが治ると言われています。

筒粥殿

こちら「筒粥殿」では、毎年1月になると神職さんが囲炉裏を囲み、お米と小豆のおかゆを炊き作物の吉凶と世の中を占う場所なんだそうです。
来年はどんな年と出るのでしょうか。

諏訪大社春宮 幣拝殿(奥)と神楽殿(手前)

神楽殿を中心に右回りになるように進んでいきましょう。
奥に幣拝殿が見えてきます。

諏訪大社春宮 幣拝殿
まめキャップ
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諏訪大社の御祭神は、建御名方神(たけみなかたのかみ)、八坂刀売神(やさかとめのかみ)です。
主祭人は、八坂刀売神(女神)とされています。

ご神木は、こちらの幣拝殿の奥の杉の古木を御神体とされています。
昔は、自然信仰で大きな山や石、木を通して神を崇拝したといいます。諏訪大社春宮は自然信仰、木が御神体となっています。

御柱「春宮一之御柱」

2022年寅の年に建てられた御柱です。
この他に3本、幣拝殿、宝殿、御神木を囲むかたちで計4本が立てられています

御柱祭は7年ごと寅と申の年に行われる勇壮な神事
この1本1本に多くの人の感謝や願いが込められているのですね。

結びの杉(縁結びの杉)
まめキャップ
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縁結びの杉とも呼ばれていて、上の方だけると立派な2つの木のように見えますが、実は一本の木なのです。良縁に恵まれますように。

ここから万治の石仏へ向かいます

右手に神楽殿、結びの杉を背に、まっすぐ進むと川沿いへ出る道があります。

赤い橋をわたり浮島社から万治の石仏エリアへ移動

ここから徒歩300m、4分~8分で万治の石仏エリアにつく予定になります。

万治の石仏へ向かう道

この先、二本の赤い橋を渡ります。

案内看板

一本目を渡ると、浮島社があります。

島にある浮島社
まめキャップ
まめキャップ

鳥居が見えます。こちらが浮島社です。
この場所は、川の真ん中に位置していて島になっているのですが、昔から、どんな大水がきても流されない島だそうです。
下社の七不思議の1つとされています。

鳥居の向こう側に見える、赤い橋の2本目を渡ります

浮島社と万治の石仏側にかかる橋

この橋を渡ると、まもなく万治の石仏が見えてきますよ。

川の水が勢いよく流れていきます。清涼感がありますね。

この川といえば…、真夏に飼い主に連れられた犬がバシャバシャと川に入って水浴びをしていました。
犬も暑かったね。可愛い姿。

③ 万治の石仏

万治の石仏エリアに到着。ゴールです!

万治の石仏

到着しました。
石仏の周りには稲がたわわに実っていました。

まるで春宮に参拝に来られる方々の声に耳を傾けられているようです。

「万治の石仏」お参りの仕方

「万治の石仏」お参りの仕方
1、正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる。

2、石仏の周りを 願い事を心で唱えながら時計回りに三周する。

3、正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼する。

「春宮とも縁のある石仏です春宮へのお参りください。」
下諏訪観光協会 下諏訪商工会議所

万治の石仏お参りの仕方案内看板より

万治の石仏とフレール洋菓子店の万治の石仏のクッキーと写真撮影!

万治の石仏と万治の石仏クッキー

万治の石仏と出会われた岡本太郎さんの感動の言葉により、この場所は広く知られるようになりました
そして、ここに訪れる度にフレール洋菓子店へも足を運ばれたとか。

諏訪大社春宮によりご縁が結ばれたのでしょうか。

それでは、記念撮影!パシャリ。

「よろずおさめました!」

おつかれさまでした!

今日は、このまめまるの案内にお付き合いくださりありがとうございました。

まめキャップ
まめキャップ

お時間や体力に自信のある方は、ここから慈雲寺へ、そして諏訪大社の秋宮周辺にも見どころがたくさんありますよ。

まめキャップ
まめキャップ

お昼ご飯を食べる方へ飲食店のご紹介です。
「力石」の近くに「萩月庵千ひろ」というお蕎麦屋があります。
フレール洋菓子店の近くには「うな富」(うなぎ屋)があります。

【萩月庵千ひろ】営業時間:11:00~15:00/17:00~21:00(L.O.20:00)蕎麦が終わり次第終了/定休日:水曜日 ※時間や定休日など変更している場合もあるので詳しくはお店にお問い合わせください。
萩月庵 千ひろ(@shugetuanchihiro) • Instagram写真と動画

【うな富】営業時間:11:30~13:00/平日:17:00~20:00/土日祝日:17:00~19:00まで/鰻が終わり次第終了になります。/定休日:水曜日・木曜日※時間や定休日など変更している場合もあるので詳しくはお店にお問い合わせください。

まとめ

下諏訪町には観光スポットがたくさんありますが、今回ご紹介させていただいた道は比較的車通りが少なく、短時間で「歩いて行ける」場所ということでご紹介させていただきました。

諏訪大社春宮周辺を巡る片道1.5時間の散策コースです。

今回散策した場所になります。
出発は上諏訪駅です。


①フレール洋菓子店
こちらのお店でのおすすめは「生シュークリーム」
オリジナル商品の「万治の石仏クッキー」もあり。

途中、諏訪大社最古の建造物である「下馬橋」と力試しに使われた「力石」を見る。

②諏訪大社春宮
幣拝殿で参拝をし、今回注目したのは「いぼ石」「筒粥殿」「御柱」「結びの杉」

③万治の石仏
岡本太郎さんが絶賛したことにより有名になった石仏。
独特な参拝方法で参拝をする。

宿場町として栄えた下諏訪町は昔の面影を残した建物などが多く残っています。
町を歩きながら昔に思いを馳せる下諏訪まちあるきになりました。

最後までお付き合いくださりありがとうございます。